石川遼は、いまや日本ゴルフ界から
世界にはばたく逸材。
だが、彼が最近メジャースポンサーとはちょっと異色のCMに顔を出している。
深夜のテレビを観ていたら、超有名人が、似つかわしくない雰囲気の通販CMに登場していて、ちょっとギョッとした人もいるのではないだろうか。
「スピードラーニングを移動中に聞いてます。英語を聞いてすぐ日本語が分かるのがいいですね。海外の試合で外国人選手とコミュニケーションをとれるようになったのが一番嬉しいです!」
英会話教材『スピードラーニング』の魅力を語るのは、ハニカミ王子こと、石川遼選手だ。
深夜の通販番組やCMって、やや一線を退いたタレントやトウのたった女優、旬を過ぎた芸人、引退後のスポーツ選手の「天下り先」的なイメージもある。
大げさなリアクションや、うさんくさいトークは、それはそれで通販CMの魅力ではあるのだけど、石川遼選手がそこに足を踏み入れるのは、あまりに時期尚早な気もする。
どちらかというと、タモリのアコムCMを見たときの「なんでわざわざ?」感や、大物が意外なCMに登場するときの「余程お金が良いんだろうか」的な勘ぐりが働いてしまうパターンにも近いけど......。
爽やかな笑顔で英会話教材を語る石川選手には、そんな「大人な世界のニオイ」はない。そもそもなぜ彼が、このCMに出演することに? 『スピードラーニング』の販売を行うエスプリラインに直接問い合わせてみた。
「こちらはもともと石川選手が中学生くらいのときにジュニアコースを始められ、今も実際に大人のコースを受講されていることから、CMにお願いしたそうです」
タレントが「私も使ってます!」というCM、どうにもうさんくさいと思いがちだが、実際に受講生なのだそうだ。
「もともとは石川選手のお父さんから注文があったらしいです。新聞などに広告がよく出てるでしょう?(笑) たぶんそれを見て、のようで」
それにしても、中学生のときから受講というと、当時はまだ有名じゃなかった?
「そうですね。最初はまったく(石川遼選手が受講してると)気づいてなかったんですが、その後に有名になられて。本当に偶然です。それで、何かのきっかけで受講生だとわかって、CMをお願いしたようですよ」
石川選手が英語で話す姿は、テレビでもときどきうつされているが、
「もともと通学に車で3時間かかっていて、その通学の間に聴いていらっしゃったようですが、マスターズに行かれてからは、さらにものすごく聴いてるそうですよ」
実に真面目そうに見える石川選手。それだけに、「若いのに......他にも華やかなCM依頼とかたくさんあるだろうに......深夜の通販CMなんかに出ちゃって......」などと老婆心ながらちょっぴり心配をしてしまったが、ご本人は本気も本気。
今もなお、さらになお、英会話教材を聴きまくっているそうです。
男子プロゴルフ「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」で、石川遼選手(17)はプロ転向後、念願のツアー初優勝を飾った。
更新された自身のブログ『石川遼オフィシャルブログ“イソガバ.マワルナ!”』では、「優勝はぼくにとって狙って獲れるほど軽い、近い存在ではないと思いました。みなさんの応援のおかげで「手に入れた」もの。(中略)これからも石川遼 努力します!」と綴り、ここ数日、石川と同じくメディアの注目を集めた柔道・石井慧の放言とは正反対に、その謙虚で誠実な人柄をよく現していた。
福澤朗が司会を務めるTBSお昼の情報番組「ピンポン!」では、「石川遼選手のココがすごい」といったテーマで石川のすごさを解説。まずは「数字が示す石川遼のすごさ」と題し、現在13の企業から、総額25億5500万円(推定)のスポンサードを受けていながらも、石川の財布には「3000円も入っていれば多い方」という、石川のキャディーを務める加藤大幸氏による驚くべき談話を発表した。
その後も、「数字が示す石川遼の進化」と題し、石川が体脂肪を2桁から9%にまで落としながらも、体重を58キロから70キロまで増量。年間1日たりとも休まなかったという、石川のトレーニングの賜物、肉体改造の着実な成果を表した。
今大会では、優勝賞金3000万円を手にし、賞金ランク6位(7213万166円)にまでランクアップを果たした石川には、年内に残す5大会を経て、賞金総額1億円の最年少記録更新に加え、年間賞金王の期待も寄せられている。
▼石川遼使用・2008年モデル SWANS WA-5P サングラス
