国内男子ツアー第21戦の「三井住友VISA太平洋マスターズ」が、
静岡県御殿場市の太平洋クラブ御殿場コースで開幕。
暖かい陽射しに恵まれた大会初日は、絶好のゴルフ日和。
平日にも関わらず、会場には3,000人を超すギャラリーが詰め掛けた。
2大会連続で予選落ちを喫している石川遼クン。
とはいえ、やはり注目度はナンバーワン。
多くのギャラリーを引き連れてのラウンドとなったが、
その期待にきっちりとプレーで応えた。
インスタートの石川は、18番でアプローチをミスして池に入れてしまうが、
そこからウォーターショットで15cmに寄せる見事なリカバリーを見せる。
このホールをきっちりとパーセーブしてギャラリーを沸かせた。
折り返して迎えた3番パー5。
今度は残り25ヤードの3打目をSWで直接カップに入れるチップインイーグル。
プロツアーで初のイーグルを記録し、右手の人差し指をつきたてるパフォーマンスを見せた。
「サッカーでゴールを決めた時のイメージです(笑)」という遼クンは、
日本ジュニアの頃からアプローチに自信を持てるようになってきたと喜んだ。
結局この日は1イーグル4バーディ3ボギーの「69」。
通算3アンダーで、首位とは2打差の9位タイと好スタート。
通算5アンダーの首位タイには、アダム・スコット(オーストラリア)、
谷口徹、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、高橋竜彦、
小田孔明の5人が並ぶ混戦模様。01年以来の来日となるアダム・スコットは、
「67というスコアには満足しています」とコメントした。
谷口と賞金王を争う片山晋呉は、スタートホールでチップインイーグルを
決めたものの、その後は3つのボギーでスコアを伸ばせず、
通算1オーバーの48位タイと出遅れた。
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