この日は朝から雨。
前日2日目の真夏日から一転、気温は20度まで冷え込んで、
前日2日目よりさらに苦戦を強いられた遼クン。
前半3個のボギーと、ダブルボギーを1つ。
「今日はなんだか記憶のないゴルフ。いま何打目なのか、忘れてしまうホールもあった」と、遼クン。
14番で、左にOB。
トリプルボギーに、ギャラリーの大きなため息。
「ずっと悪いゴルフが続いていて、減ってもおかしくはなかったのに…」。
むしろギャラリーの数は、ホールを重ねるごとに増えるばかり。
「プレーで返さなければいけなかったのに…」。
18番、残り214ヤードの第2打は、ピン左7メートル。
バーディパットをド真ん中からねじこんだ。
両手を大きく広げ、全身で勢いをつけてアッパーカットのガッツポーズ。
そして、右手につかんだボールを大観衆に向けて投げ込んだ。
同組でまわった鈴木亨も関心する。
「18番でバーディを取るなんて。やっぱり、そういう星の下に生まれたプレーヤーなのか…」。
また同じ組の髙橋竜彦も「最後の最後に魅せられるのがスターの証拠」とコメント。
「今日のゴルフは、キーポイントをうまく攻略できなかったので40点」と、遼クン。
最終18番の分で20点プラスの「60点」に。
通算5オーバーはスコアこそ落としたが、18位タイで迎える最終日。
「すべてチャンスにつける気持ちで。18番終わって倒れちゃうくらい一生懸命、頑張ります!」と、
まだまだ遼クンは元気いっぱいだ。
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