米ツアーに参戦してから4年目となる今年、出場した14戦では一度も予選落ちがないなど、米国でも安定感のある成績を残してきた宮里藍選手。そうした着実な積み重ねの上に迎えた7月26日、最終ラウンドが行われたエビアン・マスターズではプレーオフの末に、ついに悲願の初優勝を手にするに至った。これにより優勝賞金48万7,500ドル(約4,600万円)を獲得し、賞金ランキングも4位に浮上。米国でも存在感を示してきているが、そんな宮里選手が初優勝の喜びと感謝の気持ちを公式ブログにつづっている。
7月27日に更新されたエントリー「感謝。」では、「やりましたーーーーーーーーー!!!!!!!!!! ついに!!!」と興奮気味に初優勝をファンに報告。「たくさんのファンの皆様、大好きな家族、とにかく応援してくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとに苦しい時も、皆さんの声援に支えられてここまで上り詰める事が出来たと思っています。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を並べている。
今回のエビアン・マズターズは「いやーーーー4日間が長かったっ。。」としながらも、「勝つときとはそういうものなのか、恐ろしい程落ち着いてる自分もいてそのバランスが一度も崩れる事はありませんでした」と、4日間ずっと集中してプレーすることができたそう。ただ、プレーオフまでそうした状態が持続できたことは、自身も「不思議な程」だと感じているという。
しかし、それよりも嬉しかったことは、宮里選手と同様に今大会に参戦していた後輩の上田桃子選手(今大会17位)や宮里美香選手(同71位)、有村智恵選手(同30位)、原江里菜選手(同30位)、先輩の大山志保選手(同23位)、三塚優子選手(同8位)が、グリーンサイドで応援してくれたり、表彰式に駆けつけたりしてくれたこと。「ひとりじゃない!と、日本人はとても素敵だ!」と、感動したそうだ。
エントリーの最後には、「初優勝はまだまだスタートライン」と、勝って兜の緒を締めた宮里選手。賞金女王争いも含め、今後のさらなる米ツアーでの活躍に期待したいところだ。
PR