2008年の米国女子ツアー開幕戦「SBSオープン」が、
ハワイのタートルベイリゾートGCで開幕。
ここ最近は連日好天に恵まれ、海沿いのコースとあって風も強く、
グリーンは硬く締まったコンディション。
トリッキーなコース設計と相まって、選手はスコアメイクに苦しんだ。
初日を終え単独首位に立ったのは、通算5アンダーのケリー・キーニー。
5バーディノーボギーと完璧なゴルフを見せたキーニーは、
昨年の賞金ランキングは122位。
1999年以来のツアー2勝目に向け絶好のスタートを切った。
1打差の単独2位は韓国のジャクリン・ヤン。
さらに1打差でシェリ・スタインハワー、クリスティ・カーら7人が続く混戦模様となっている。
この試合が米ツアーデビューとなる上田桃子は、1番ホールをボギーとしたが、
3番パー5でバーディを奪うと落ち着きを取り戻す。
その後は終始リラックスしたプレーを見せ、4バーディ3ボギーの「71」で回り、
トップと4打差の23位タイと上々のスタートを切った。
「明日を終えて優勝争い出来る位置にいたい」と、早くも勝負魂に火が付いた。
一方の宮里藍は、ショットの調子は良くなったものの、
パットが決まらずに4オーバー102位タイと出遅れた。
しかし、昨年の不調から比較すると、格段にゴルフは安定してきており、
グリーンさえ攻略できれば急浮上の可能性はある。
その他、ディフェンディングチャンピオンのポーラ・クリーマーは
通算2アンダーで、アニカ・ソレンスタムらとともに10位タイにつけている。
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