今季メジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」も最終日を迎えた。
31位タイの宮里藍は1番ティからスタート。
この日を「ショットもパットもフィーリングはいいが、耐えなくては
いけないところを耐えられず、流れを止めてしまった。
プレー全体のリズムが苦しかった」と振り返った宮里は、
2番パー5、4番パー4ともにパーオンを逃してボギーとしてしまう。
その後は「ガマンのゴルフでした」と12番パー4でのボギー1つに止め、
この日3ボギーの「75」。通算6オーバーの31位タイで大会を終えた。
しかし、今週を終えて得たものは多かったようだ。
「(収穫は)初日の結果だけで十分です。今年も頑張れそうだと、
心の底から思えました」と明るい表情で話す宮里。
「昨日と今日も調子は良かったんですが、スコアがついてこなかっただけ。
一試合一試合、今の状態でやっていけば良いという確信をつかみました」と、
表面的には決勝ラウンドでスコアを崩す結果となったが、
内面的には確かな手ごたえを感じていたようだ。
また、「平常心も大切だけど、時にはガッツも必要になってくると思う。
それを自分のペースで出せるようになればいいな、と思います」とも。
来週はメキシコで「コロナ選手権」が開催されるが、宮里は欠場。
「マスターズ」を観戦するため、オーガスタに足を運ぶ予定だ。
「もちろんタイガーを見たいです。練習場とか見て、
どうやって自分のペースをつくるのとか見てみたいですね」。
世界ナンバーワンを間近に感じ、自らの成長の糧にする構えだ。
進むべき方向が見えた…収穫の多い週末に! 【ゴルフダイジェストオンライン】
「ウッズをつるせ」女性TV司会者発言で大騒動【iza!】
山口裕子が久々の勝利を挙げた先週の「ヤマハレディスオープン葛城」。
今週は、兵庫で開催される「スタジオアリス女子オープン」に出場する。
“酒豪”で知られる山口は、「(日曜日は)そんなに飲んでないですよ。疲れちゃって」と
話すが、18時から24時まで、たっぷりと祝杯をあげたそうだ。
同じくお酒好きで知られる古閑美保は、「渋滞が怖くて、胴上げをしたら帰りました」という。
しかし、山口が勝利を決めた時、祝福用のペットボトル入りの水を手に持ち、
真っ先にグリーンに駆けつけた。
「いやあ、感動しましたよ。(水かけは)グリーンの外でやろうって言っていたんですけど、
ちょっと興奮しすぎちゃいましたね。でも、勝てなかったころの6年半を知っていますし、
ずっと可愛がってもらっているので」と、笑顔で振り返っていた。
「美保の優勝の時もいつもいてくれるし、いやあ、嬉しかったですねえ」。
とは言え、ゴルフの話に戻れば「特に刺激ということは…。
自分は自分なので。他の人の優勝がどうとかは、あまり思いませんね」と、
クールな一面を取り戻す。
「最近は前半で叩いてしまう。後半はいつも良いので、前半で乗っていければ、
そのままいけると思います」と、早く手にしたい今季初勝利へ向けて意気込んだ。
■関連
古閑美保、仲間の勝利にも「自分は自分」…クールに今季初勝利を狙う【ゴルフダイジェストオンライン】
古閑、1差2位 来た!来た!5バーディー【iza!】