千葉県にある袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースで開催された
国内男子ツアー第19戦「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」の最終日。
首位タイからスタートした片山晋呉が後続を1打差でかわし、
通算18アンダーで今季2勝目を達成。
初日から続いたバーディ合戦を制し、その強さを改めて誇示する大会となった。
最終組からスタートした片山は、前半で3つのバーディを重ねて単独首位に躍り出る。
しかし、その後はスコアが伸び悩む展開が続き、
その間に深堀圭一郎と近藤智弘に追いつかれ、横並びの混戦模様となった。
最初に均衡を破ったのは深堀。16番でバーディを奪い、通算18アンダーで単独首位に立つ。
続けて近藤も16番でバーディを奪い、通算18アンダーに並び後を追う。
しかし、深堀は最終18番パー5で第2打を池に打ち込むなどしてボギー、
近藤も17番でボギーを叩き、通算17アンダーでフィニッシュ。
同スコアで最終18番を迎える片山の結果待ちとなった。
10番から17番までパーが続いていた片山だったが、
ここで優勝を決める劇的なバーディを奪取。
終盤でスコアを崩した深堀と近藤に対し、ここ一番での勝負強さを
発揮した片山が今季2勝目、ツアー通算23勝目を飾った。
通算17アンダーの2位タイには、深堀、近藤に並び、
スティーブン・コンラン(オーストラリア)が食い込んだ。
首位タイからスタートした今野康晴は、通算16アンダーの単独5位に後退。
今季2度目の2週連続優勝がかかっていた谷口徹は、通算11アンダーの18位タイに終わった。
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