「ハニカミ王子」ことゴルフの石川遼選手(16)が
2008年7月22日、ケータイ向けSNS「モバゲータウン」内に日記を開設した。
日記の初回では、「モバゲー」内で展開されている
オリンピック応援キャンペーンに触れ、
「もうすぐ始まる北京オリンピック、『コカ・コーラ オリンピック応援タウン』に参加して
みなさんと一緒に楽しみたいと思います! これからもみなさんの応援よろしくお願いします」
などとあいさつ。
すでに閲覧数は20万に迫っている人気っぷり。
そんな遼クンが夏休み最後を飾る
「バナH杯KBCオーガスタ、第1日」(28日、芥屋GC)
雨の中でのプレーとなった石川遼は
1バーディー、2ボギーの73、1オーバーの37位スタート。
1・5メートル以内の短いパットを3度外し、スコアを伸ばしきれなかった。
ラウンド後はプロ野球のソフトバンク・王貞治監督(68)を表敬訪問し
「賞金王を目指せ」と激励された。
首位には4アンダーの伊沢利光(40)=JOYX、飯合肇(54)=フリー=ら4人が並んでいる。
◇ ◇
わずか20センチ。
いつもなら「お先」をする距離を外してしまった。
インスタートの16番、遼クンは花道からの第3打をピンそばにつけたが、
パーパットを引っかけた。
「今年外したパーパットの中で一番短かった。かなりショックを受けた」。
続く17番でも1・5メートルのパーパットを外して連続ボギー。
さらに後半6番も1メートルのバーディーパットが決まらず、
雨の降りしきるグリーン上に立ち尽くした。
今季ツアー25試合で唯一の高麗グリーン。
「ジュニアのころから慣れている」と自信を見せていたが、
ミスパットに泣き、「パターのシンで打っていれば、すべて入っていた。
油断があった。反省したい」と硬い表情で語った。
ただ、プロ初優勝を飾った前週の関西オープンに続き、
ドライバーは好調をキープ。
大半の選手が刻んだ15番では、
フォローの風にも乗せて350ヤードのビッグドライブを披露し、
唯一のバーディーを奪った。
「4、5オーバーいってもおかしくないラウンド。ぎりぎり耐えられたと思う」。
ラウンド後はヤフードームへ直行。
王監督と昨秋以来、2度目の対面を果たし、クラブとバットを交換。
「学業とゴルフを両立して、いいお手本になってほしい。
来年以降は賞金王を目指して頑張れ」と激励された16歳は
「心に残る言葉をもらった」と感無量の表情を見せた。
「あの優勝(昨年のマンシングウェアKSB杯)以来、
信じられないぐらい、あこがれの人たちとお会いでき、
人間的にも成長している」と石川。
2日目以降の巻き返しへ大きなパワーをもらった。
【関連・iza!】
遼クン、キムタクメールゲット!
遼クン「大会最年少」で決めた! 国内男子ゴルフ
王監督、モテモテ!?遼くんとソフトボール・上野が訪問
PR
トラックバック
トラックバックURL: