男子ゴルフのブリヂストンオープン第2日は19日、
千葉市の袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(7138ヤード、パー72)で行われ、
3アンダーの18位でスタートしたアマチュアの石川遼クン(東京・杉並学院高1年)は、
9ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーでツアー自己ワーストとなる86をたたき、
最下位(棄権2人)の11オーバー、100位で2週連続の予選落ちとなった。
この日は、不安視されていた天候の崩れもなく、薄く覆った雲の隙間から時おり日差しが
のぞくコンディションに恵まれ、初日に続きスコアを伸ばす選手が続出。
連日のバーディ合戦が繰り広げられる中、深堀圭一郎とプラヤド・マークセン(タイ)が
通算10アンダーで首位タイに躍り出た。
3アンダーの18位タイからスタートしたアマチュアの石川遼クンは、
ドライバーでは左右へのブレが目立つ上、アイアンの距離感も合わずに悪戦苦闘。
出だしの1番、ドライバーで放ったティショットはフェアウェイをキープするが、
「自分の中では良くなくて、(心に)ひっかかっていた」という不安が作用したのか、
第2打でグリーンを外すなどボギーとしてしまう。
「バーディを獲るべきでした」と振り返る2番パー5でも、ティショットを右の林、
第2打はグリーンオーバーと不安定な状態が続き、バーディを逃してしまう。
そして3番パー4もボギーとした後の4番パー4。
ラフから放った第2打はグリーン右奥の斜面を転がり落ちてOBに。
5オン2パットとし、痛恨のトリプルボギーで順位を大きく下げてしまう。
その後も7番、折り返し後の10番とボギーを重ねると、
13番パー4では枝に当たった2打目がロストボールになるアクシデント。
ツキにも見放され、このホールをダブルボギーとする。
続く14番から3連続ボギー、最終18番パー5も1打目が木の裏に隠れてしまう
不運に見舞われるなどボギーフィニッシュ。
最終的には「中学に上がってからは記憶にない」という「86」を叩き、
最下位となる通算11オーバーの100位で「日本オープン」に続く2週連続の予選落ちを喫した。
通算1アンダー、53位タイまでの65名が決勝ラウンドに進出。
尾崎将司はカットラインギリギリで今季5度目の予選通過を果たした。
石川を含む4人のアマチュアは予選で姿を消してしまった…。
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