首位タイで注目された遼クン。
まだまだプロの世界は甘くは歓迎してくれなかったようですね。
茨城県にあるチャーミングリゾート・ワイルドダックCCで開催されていた
国内男子のミニツアー「G-ONEオープン」最終日。
朝から強い風が吹き、午後からは小雨も降り始めるなど、
プレーヤーは寒さ対策も強いられる一日となった。
初日で4アンダーの首位タイ発進とした石川遼クンは、
最終組の1つ前からスタート。
1番ホール、ティショットをフェアウェイに運ぶと、
第2打をピン上1.5メートルにつけ、幸先良くバーディで発進。
2番から5番までを1ボギーとして迎えた6番パー4。
ティショットを大きく右へ曲げたが、
距離の残った2打目を2メートルに寄せ、
思わずガッツポーズ!
これを沈め、5アンダーに戻したが、
直後の7番で2打目を池に入れるなどダブルボギー。
それでも8番でバーディを奪い返し、
前半は3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー。
首位の6アンダーに2打差の、通算4アンダーで後半へ折り返した。
逆転優勝をかけて臨んだ後半だったが、
12番パー3でボギー、13番パー4でもティショットを右の池に入れ、連続ボギー。
そして14番パー4。左の林に打ち込まれた1打目は、木の根元へ。
素振りをしながらボールを出す方向を逡巡していたその時、
バックスイング時にクラブが木の枝に当たり、枝が折れてしまった。
これが「ライの改善」とみなされ、2ペナルティ。
最終的に、このホールを7オン2パットの「9」とし、
一気に通算3オーバーと順位を下げた。
「頭が真っ白になった」と話す遼クンは、その後も立て直すことができず
通算4オーバー。42位タイで終える、不満の募る結果となった。
優勝は、この日のベストスコア「66」をマークし、
通算6アンダーとスコアを伸ばした森本雄也。
単独2位は通算4アンダーの加瀬秀樹、単独3位には通算3アンダーで
今野康晴が食い込んだ。片山晋呉は通算イーブンパーの10位タイだった。
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