アマチュアとして「マンシングウェアオープンKSBカップ」で
史上最年少優勝を果たした石川遼クン(16=杉並学院高)が
12月3日(月)、都内で開催された「ジャパンゴルフツアー表彰式」に出席。
ファンの投票により選出される『MIP賞』、記者が選出する『ゴルフ記者賞』、
さらに例年は常設されていない『特別賞』を獲得し、緊張の面持ちで表彰を受けた。
そして、表彰式後に行われた記者会見。報道陣の関心は、
この日に宣言されるとの憶測も流れたプロ転向に集中したが、
「まだ誰とも相談をしていないし、近々、家族で話し合って、
いつプロになろうか決めるつもりです」と、この日は見送り。
「それがすぐなのか、来年なのか、次の年なのか分かりません。
いつになるのかは、自分の頭の中にはない」と、
宣言のタイミングを明確にはせず、慎重な答えに終始した。
「今シーズン出場したトーナメントには、来シーズンも出たいですね。
今シーズンは8試合に出場して、自分の中ではかなりゴルフをやったつもりでしたが、
この3倍の数をこなすプロの精神力と体力には遠く及ばないと感じました。
いきなり20試合以上(出場すること)は厳しいかもしれない、というのが現状です」と
来季の構想を示した上で、「シーズン開幕まで、やることはたくさんあります。
一日一日を大切に過ごして、来シーズン、まずは今シーズンを
上回る活躍をしたいです」と抱負を語った。
この後は、12月9日(日)に開催されるアマチュア競技
「ウィンターゴルフジュニアチャンピオンシップ」関東地区大会
(群馬・サンコー72カントリークラブ)に出場を予定。
また、来年の2月には、ハワイで開催される海外男子競技「パールオープン」の出場も予定している。
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