なぜ日本のゴルフ選手が若くしてアメリカに行くか?
その秘密は、全米プロゴルフの年金制度にあるんですね。
丸山茂樹はある番組で、こういう証言をしています。
「(全米)ゴルフ(のプロの年金)は凄まじい金額ですよ。
(メジャーと)同じように5年やって、そこから(年金受給資格が)スタートするんです。
5年で終わってしまうと少ないと思います。
(年数以外にも)ゴルフの場合は、ランキングありますよね。
それで貰える金額が決まるんですけど、僕は(PGAで)5年やって、
だいたい40位以内なんですよ。
これをまた70位以内を5年続けると30億円くらい貰えますね」
「毎年じゃないですよ。合計で(30億)です。
それは60才から支給なんですけど、50才でキャッシュで
貰いたければ何割か引かれて貰えるんです。
仮に僕が死んでも子供まで貰えますね。
タイガークラスになると300億とか400億くらいはいくと思います」
まあ、これには司会のハマちゃんがぶっ飛んでましたが(^^;)、
要は、調子のいい若いうちに行けば、こういう将来の特典があるんです。
宮里藍ちゃんは、日本で活躍後、アメリカに渡ってますが、
こうした丸山らの助言があったとも聞きます。
※とはいえ、藍ちゃんはアメリカに行ってから、イマイチですが……。
丸ちゃん、遼クンに体現…あえてボロボロの姿さらし【iza!】
こういう話を見ると、実は意外と甘くはないのかもしれません。
とはいえ、本場でも次世代の開拓は常に狙っているようで。
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成長も期待したいですが、遼クンも安易にアメリカに行く、
というのも、もしかしたら考え物かもしれませんね。
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宮崎県にあるフェニックスCCで開催されている、
国内男子ツアー第22戦「ダンロップフェニックストーナメント」の2日目。
12時現在、米国ツアー帰りの丸山大輔が11ホールを消化し、
通算7アンダーとスコアを伸ばして単独首位に躍り出た。
通算6アンダーの単独2位には、12ホールを終えた武藤俊憲。
通算5アンダーの3位タイには、共に前半9ホールを終えた
今野康晴とゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)、
7ホールを終えた片山晋呉、さらに首位タイからスタートした
イアン・ポールター(イングランド)が続いている。
2オーバーの59位タイからスタートしたアマチュアの
石川遼クン(16=杉並学院高)は、1番ティからのスタート。
バーディチャンスを惜しくも逃す展開が続いていたが、
昨日に続き9番パー4でバーディを奪取。
前半でスコアを1つ伸ばして後半へ折り返すと、
11番パー3でもバーディを奪う。
現在は12番をプレー中で、通算イーブンパーの35位タイと大きく浮上している。
続報は追って。
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