米国女子ツアー第9戦「スタンフォード・インターナショナル・プロアマ」の最終日、
トップのアニカ・ソレンスタムと2打差の3位タイ、2位のポーラ・クリーマーとともに
開幕戦以来の最終組でラウンドした上田桃子だが、この日は1バーディ1ボギーと
スコアを伸ばせず、通算5アンダー止まり。
優勝は通算8アンダーで、プレーオフの末にクリーマーを下したソレンスタムが今季2勝目を飾った。
「最終的に3打差。追いつけないスコアじゃなかったので悔しい」。
前半は3番で8mを3パット。「打ちすぎてタッチが思うように行かなかった」と、
このホールをボギーとしたが、6番パー5では2オンに成功してバーディ奪取。
その後は、スコアが動かなかった。
「バーディパットはラインがずれていたけど、パーパットは良く決まった」という上田。
12番では2mのチャンスにつけたが決められず、その一方で3~4mのきわどいパーパットを決めて凌いだ。
「最後まで何が起こるか分からないと思っていた。我慢は無駄にならない。
近いうちにまた優勝争いをしたい」。米ツアーに挑戦して2度目の優勝争いに、
上田は確かな手ごたえを感じていた。
「今日は強い気持ちでプレーできた。負けたことは悔しいし、
もっともっと練習して自信をつけたい」。クラフトナビスコ選手権時に
コーチである江連忠氏が訪米し、アプローチの距離感の重要性を叩き込まれた。
やるべき事は分かったので、あとはやるだけと言った上田は、早速自身の言葉を証明した。
「SBSの時は"アニカは上手いな"と思ったけど、今日は"自分は自分"でいけた」と、
精神面での成長も大きい。「毎週毎週やっていけば自信になるので、続けられるようにしたい。
最終組はギャラリーも多いし、面白い。また最終組で回りたい」。
この日の敗戦には希望が溢れていた。
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